阪神が待望の2勝目をあげることができました!
今回は、阪神タイガースの4月15日の巨人戦の勝利についてまとめていきます。
巨人に4-1で勝利! 待望の2勝目
阪神タイガースは4月15日の巨人戦を4-1で勝利しました。阪神の勝利は、4月5日のDeNA戦以来の10日ぶり、8試合ぶりとなりました。
1回表に巨人が1点を先取しますが、佐藤輝選手が5回に2ランを放って逆転します。そして8回には5番ロハス選手が、畠選手から2ランを放ちダメ押しの追加点を加えました。
投げては青柳選手が8回1失点の好投で、最後は岩崎選手が無失点でしっかりと抑え、待望の2勝目をあげることができました。逆に巨人は、2018年以来4年ぶりの甲子園での敗戦となってしまいました。
前日までの阪神
阪神は、この試合の前までは「開幕17戦1勝」というプロ野球ワースト記録の状態でした。開幕から9連敗し、1勝1分をはさんで6連敗が続いています。
前回お伝えしたように、前日までの戦績が1勝15敗1分けで、勝率がプロ野球史上ワーストの0割6分3厘でした。
このプロ野球史上類を見ない低い勝率に、ネット上では市外局番と比較する投稿が続いていました。
勝率が甲子園がある西宮市の市外局番(0798)を下回って、神戸市の市外局番(078)よりも低くなってしまい、大阪市の市外局番(06)までも迫ってくるような状況です。
さらに、もし今回の試合で負けてしまうと勝率は0割5分9厘となり、鈴鹿市や津市などの三重県と同じになるところでした。
今回の巨人戦での勝利で勝率も1割1分8厘と回復し、市外局番の比較から抜け出すことができたと思います。
試合の内容
試合の内容は、まずは1回表に坂本選手のタイムリーヒットで巨人が1点を先制します。初回からの失点で阪神には暗いムードが流れますが、その流れを先発の青柳選手が止めました。
青柳選手は今シーズン当初は、初めての大役となる開幕戦の先発に内定していました。しかし、新型コロナウイルスに感染したため登板が延期になっていました。
青柳選手は初回に1点を失いましたが、2回以降はランナーを出すも併殺を3つ奪って8回1失点の好投を見せます。ラストは岩崎選手がきっちり0点で締めました。
打撃では、いつもと違う2番に入った佐藤輝選手が、5回に巨人の菅野選手から4号2ランを放って逆転に成功します。
8回裏のノーアウトから、ショート坂本選手が6年ぶりとなる1試合で2失策を記録して4番大山選手が出塁します。そこで5試合ぶりの先発となった5番ロハス選手が、巨人の畠投手から追加点となる2ランを叩き込みました。
逆に巨人は拙攻が続き、1試合3併殺と3失策を記録してしまいました。ミスが目立つ試合となってしまい、首位からも転落してしまいました。
矢野監督は試合後のインタビューで、「ちょっと時間、大丈夫ですか?」と切り出して、友人の文字職人の杉浦誠司さんが訪れた時の話をしました。
「今日、お友達の文字職人の杉浦誠司さんに来ていただいて、365枚の札の中から漢字を一文字を引き当てるんですけど、僕がチームをイメージしながら引いたのは『波』という字でした。」
「引きて満ちる潮 波が起きるのは浮いて良し 沈んで良し その波に選手皆が乗り 楽しみ出したら流れに乗れる これから起こるビッグウェーブ。」
「こんな状況でも応援してもらえているというのは本当に感謝していますし、一緒に戦っていきたいなと思っています。いつも本当にありがとうございます」
とファンに熱いメッセージを送りました。
ネット上で「とらほー」の大合唱!
阪神が待望の2勝目をあげると、ネット上では「とらほー」の文字が並びました。「とらほー」とは、阪神タイガースが勝利したときに、阪神ファンがSNSやネットに書き込む言葉です。
由来は「阪神わんだほー」や「阪神やっほー」を省略した言葉だといわれていて、他にもTwitterのトレンドワードに「阪神タイガース」「阪神優勝」がトレンド入りするなど、大騒ぎになっていました。
ちなみに、他の球団にも喜びを表現するネットスラングがあり、巨人が勝利したときには「うさほー」「グータッチ」などです。
まとめ
今回は、阪神タイガースの待望の2勝目についてまとめました。
ファンが待ちわびた2勝目でした。ペナントレースは始まったばかりですので、これからの巻き返しを期待したいですね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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