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【佐々木朗希】松川虎生とのバッテリーで13者連続三振!! 完全試合と19奪三振も!

 

今日はプロ野球史上に残る、とんでもない試合を目にすることができました。

佐々木朗希選手が史上最年少の20歳で「完全試合」、プロ野球新記録になる「13者連続三振」、プロ野球タイ記録になる「一試合19奪三振」と記録づくめでした。

今回は完全試合を達成した佐々木朗希選手とバッテリーを組んでいる、松川虎生選手についてまとめてみました。

 

佐々木朗希選手が、今日の試合で達成した記録のおさらい

あらためて今日の試合で達成された記録をおさらいしてみましょう。

完全試合

佐々木朗希選手がプロ野球史上16人目の完全試合を達成しましたが、20歳5カ月の達成は最年少での達成となりました。

前回の達成は28年前の1994年槙原寛己選手(巨人)ということを聞いただけで歴史を感じますね。

 

ちなみに完全試合の達成条件を知っていますでしょうか。

あらためて調べてみて、あまりの難易度に言葉を失います。

28年間も、誰も達成してこなかった理由が分かります。

 

完全試合の条件①

0点に抑える完封だけではなく、「ノーヒットノーラン」であること。

ヒットを1本も許せないのが条件です。

完全試合の条件②

四球・死球・ボーク・振り逃げ・エラーでの出塁のすべてが許されないことです。

これがとても厳しい条件です。

ノーヒットノーランでも難しいのに、どんな理由であれ走者が出塁した時点で完全試合ではなくなります。

完全試合の条件③

試合に勝たなければいけません。

走者を出さずに完璧におさえても、打線が援護せずに引き分けであれば完全試合になりません。

完全試合の条件④

投手一人で達成することです。

当たり前のように聞こえるかもしれませんが、現代の野球は役割分担がなされています。

投手には少なくても先発・中継ぎ・抑えの3者の役割があります。

それを最後まで一人でこなさなければいけません。

 

13者連続三振

これまでのプロ野球記録は、1957年(!)の梶本選手と1958年の土橋選手の「9者」連続三振でした。

それを13者連続と、一気に4人も更新してしまうところが常軌を逸しています。

 

プロ野球タイ記録「一試合19奪三振」

今回の一試合19奪三振は、1995年の野田浩司選手とプロ野球タイ記録になります。

27人のアウトに対して19奪三振ですから、割合は70.37%です。

実に7割の確率で三振を取り続けたといういうことです。

もはやプロ野球ではなく草野球の話のように聞こえます。

 

捕手の松川虎生選手も、記録を達成!

このような大記録を達成した佐々木朗希選手が素晴らしいことはいうまでもありません。

しかし、そのバッテリーを務めた捕手の松川虎生選手もとてつもなく凄いのです。

今日の完全試合により松川虎生選手は、史上初の「新人完全試合捕手」と「最年少完全試合捕手」の2つの記録を達成しました!

 

捕手という、ある意味野球で一番難しいといわれるポジションを、なんと高卒新人で務めているのです。

すでに、3月25日には、開幕戦高卒新人捕手を史上3人目で達成しています。

過去に達成した人数から、「新人開幕投手」よりも「新人開幕捕手」の方が難しいとさえ言われています。

 

この試合での松川選手の活躍ぶり

捕手の仕事は投球を受け止めるだけでなく、配球や守備位置の指示など試合全体の多岐にわたっています。

完全試合を達成するためには振り逃げなどのパスボールも許されません。

その緊張感のなか、堂々としたリードで佐々木朗希選手を完全試合に導きました。

 

佐々木朗希選手も試合とのインタビューで、

「打たれたらそれでいいかなと思って、最後まで松川を信じて投げました」

「松川がいいリードしてくれたので、要求に応えながら投げることができたかなと思います」

と2度も松川虎生選手に感謝を述べていました。

 

また6回の2死満塁のチャンスでは走者一掃のタイムリー二塁打を打ち、この回の5得点の口火をきりました。

松川選手は、守備だけでなく打者としても援護していました。

 

松川選手も試合後のインタビューでは、冷静に分析しながら試合を進めていたことが分かります。

本人が大事な場面と指摘していたのは、四回の吉田正尚選手との対戦でした。

 

吉田選手は2021年にパ・リーグ首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得しています。

そして三振数が圧倒的に少なかったところから現在のプロ野球界で「最も三振をしない男」と呼ばれています。

その吉田正選手を、予想外のカーブ2球で追い込む配球をしたのは松川選手のリードだったようです。

 

それ以外は佐々木朗希選手の投球に驚きながらも、次の試合への反省を口にするなど浮かれている様子はありませんでした。

高卒新人選手とは思えないくらい驚かされます。

「ワクワクの方が大きかった。特に最後だけは何とかパスボールだけはしないようにと思っていた。(佐々木朗は)すべてがすごかった。しっかりどんどんストライクをとって、テンポもよく、バッターに考える時間がなかったことはすごく良かったと思います」

「キャッチャーとして隙を見せないという部分で、キャッチングだったり、1球ポロっとしたりしたところがあったので。そういう部分は、もっと隙のないように反省していきたい」

 

まとめ

今回は、佐々木朗希選手が達成した「完全試合」「13者連続三振」「一試合19奪三振」の大記録を支えた、松川虎生選手をまとめてみました。

今後も大記録を達成してくれそうないバッテリーですね。

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

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