前回の記事の続報です。
今回は、佐々木朗希選手に詰め寄った白井球審についてまとめました。
Contents
白井球審が、かつて物議をかもした場面
白井球審は、今までも何度か問題となったジャッジがありました。
2021年の日本シリーズ第4戦
オリックス富山選手のボールが、ヤクルト青木選手へのボールを一度は死球と判断。しかし、青木選手がグリップに当たったと申告して死球判定が取り消しになっています。
2018年阪神戦
ストライクゾーンが安定していなかった試合で、阪神メッセンジャー投手が暴言を吐いたとして退場処分になりました。
2016年審判員報告書
広島・九里投手がマウンドから数歩歩いて膝から崩れ落ちた態度に対して、「ピッチャー、その態度はやめろ。ボールだ!」、と捕手の前に出て注意をしたという記録があるそうです。
2014年の日本シリーズ5戦
阪神西岡選手の走塁を守備妨害と判断して、日本シリーズが終了しました。
2013年対日本ハム戦
死球判定を抗議した日本ハム栗山監督を退場処分にしました。
白井球審に集まる批判!
この試合で、白井球審が佐々木朗希選手に詰め寄った態度には多くの批判が集まってます。
批判されている要因をまとめると以下の点があります。
・冷静でなければいけない審判が、気分で試合を止めている
もともと感情的な審判なので、冷静さが求められる審判にむいていないという声もあります。
・誤審が多い
そもそも誤審が多い審判といわれています。
・選手や監督に対して威圧的な態度や暴言が多い
この試合で佐々木朗希選手に詰め寄ったように、高圧的な態度をとることが多いです。
・試合後にコメントしない態度
試合後に白井球審が、「話すようなことはありません。一切、コメントはしないです」と語ったことも問題になっています。
誤審や物議をかもした事案に対して、事なかれ主義で放置していることは日本の野球のためにならないという声もあります。
・スタンドで見ているファンには、何が起こっているかわからない
選手のごく微妙な態度に対して詰め寄っているので、スタンドで見ているファンはもちろん、テレビを見ていた視聴者にも何が起こっていたのかわかりませんでした。
・パワハラ気質が日本の野球をだめにする
少年野球をふくめてパワハラ体質が問題となっている野球界で、今回のパワハラ的な態度が放置されていることも問題になっています。
この件に関しては元野球選手もふくめて、全体的に白井球審に対して批判的なコメントがとても多かったです。
白井球審を擁護する声も
逆に白井球審を擁護する声もあります。
MLBパドレスのダルビッシュ選手は、
「野球の審判はたたかれることはあっても褒められることはない」
「選手も態度にだすのだから、審判にも出させてあげてください」
「野球の審判は無茶苦茶難しい、リアルタイムで誤審が少ないことはすごいこと」
「弁明や謝罪すらゆるされない審判側」
またNPB元審判部副部長の五十嵐洋一さんも、
「彼は真面目で熱いところがありますから。」
「昔ならではの審判気質が残っているのかもしれませんね」
「若い選手にプロの厳しさを教えるのは審判の仕事じゃありません」
「ただ、何かあるとパワハラだとか言われるいまの時代だとどうなのか…」
一般のコメントでも、「審判を敵に回さないことを学ぶべき」、「プロ野球にはこんな審判がいることも大事な経験のひとつ」というコメントもありました。
この試合で称賛された選手!
この試合でかえって評価を高めた選手もいます。
白井球審が詰め寄ったときに、不穏な動きを察知した松川虎生選手が間に入って興奮をなだめたことが称賛されています。
以前こちらの記事でも取り上げましたが、高校を卒業したばかりの18歳の選手が、44歳の大人の火消しをつとめたことも話題になっています。
7回2アウトには、ロッテの田中選手のボールを死球と判断されたロッテの宗選手が、当たっていないと自己申告しました。
試合が再開されたときには球場から大きな拍手が送られました。
前回は佐々木朗希選手に3三振と抑え込まれた去年の首位打者・吉田正選手が、5回のチャンスでタイムリーツーベースを放ち、「さすが首位打者」という称賛の声があがっています。
まとめ
今回は、佐々木朗希選手に詰め寄った白井球審についてまとめました。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!
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